遅れていた桜がやっと咲いたと思ったら、お花見する間もなく、あっという間に散り。短い春が終わり、早くも夏を感じる今日この頃。
新年度最初の研修を開催しました。今回のテーマは3年に1度の法改正の年ですので、「2024年最新介護事情」についてです。講師は、福ぶくろの頭脳?内田高明統括責任者。
少子高齢化の日本において、年々医療、介護のかかるお金は増え続け、一方でそれを支える現役世代の数が減り続けるという図式。当然保険料や利用料を負担する額は少しずつ増えていきます。また若者不足で担い手の高齢化が深刻な介護業界。世の中の流れに乗って薄給を賃上げし人材を増やしていきたいところですが、訪問介護の報酬は上がるどころか、下がってしまいました。報酬は下げる癖に、介護事業所に求める規律はどんどん増える法改正。お先真っ暗ですね。
社長の愚痴は置いといて、このような暗いテーマを、なるべく分かりやすく伝えようと内田さんが頑張って工夫していました。スタッフも自身の賃金に直結する話ですので、眠いながらも真剣に耳を傾けていました。
薄給の介護業界に一石を投じたいという思いが、福ぶくろの基本理念にはありますので、国からのいじめに負けずに、しっかりと経営を安定させられる介護事業所を目指して、皆様によりよりサービスをお届けしたいと思っています。
そろそろ外国人のヘルパーさんも本気で考えなきゃ。ヨロシクオネガイシマ~ス。