家事のプロ?から学ぼう
暖冬とは言え、さすがに朝夜冷え込む季節になりました。ちまたでは、中国から新型コロナウイルスがやってきて、国内でも感染経路が分からない感染者が日に日に増加中。マスクは売り切れ、花粉症の方々は困惑。不安がいっぱいのオリンピックイヤーになりました。
新型のウイルスが猛威を振るう中、2月の研修は「家事のプロから学ぼう」をテーマに実施。講師は、家事のプロでもない、内田高明統括責任者です。内田はいろんなところか家事のプロの知恵袋を集めてきて、にわか家事のプロとしてお話ししていました。
冒頭、介護保険など制度内で対象となる「家事」と対象とならない「家事」について、あらためて確認。また、普段、家事支援をしているヘルパーさんの、掃除、洗濯、調理、買い物など家事のコツを事前にアンケートを取り、みんなで共有しました。後半は、本当の家事のプロの知恵袋から、家事にはたくさんの名前のつかないような「名もなき家事」があることなどの紹介があり、普段家事をやっている方、やっていない方皆が深く共感していました。
例えば、洗った食器を、水滴の有無を確認しながら食器棚等の所定の位置に戻す家事。名前ないですよね。私の家では、私がこの家事をすっとばし、乾いた食器が入った食器棚の上に、新しく洗ったものを置いて、妻によくしかられています。「誰が食器を片づけると思っとるんじゃ(怒)」と(苦笑)。
最終的には、私たちが仕事で行う家事は、利用者さんそれぞれのご家庭のルールを尊重し、行うことが大切であることを、家事のプロでもない内田が締めくくっていました。
余談ですが、2月中旬から、福ぶくろ史上初めて、実習生が来ていて、今回の研修会に参加してくれました。日本社会事業大学通信教育課社会福祉士養成課程の相談援助実習で、長内さんという方です。皆様に研修冒頭丁寧な挨拶をしてくれました。うちの会社で、少しでも学べることがあることを、心より願っています。