昼間は暖かいですが、朝晩本当に寒くなりましたね。花本もいよいよズボンの丈が長くなりました。
10月は、6月に続き、G.グレイス訪問看護ステーションの井上喬太先生に再登板してもらい、「(利用者さんと)良好な関係を築くためのコミュニケーション法」をテーマに研修して頂きました。井上さん、髪の毛が伸びて、イケメンに拍車がかかっていました。
統合失調症の方の事例をもとに、その症状には行動、思考、異常体験、感情が複合的に表れる。またその方の性格(人格形成)が影響することを学びました。その上で、コミュニケーションの一番大切なことは、まず思考ではなく、感情にフォーカスしてアプローチすること。相手がどういう感情を持っているかに着目し、問いかけ、相手がYESで答えられるような関わりを持つことの大切さを教えてくれました。
実際に、参加者同士でロールプレイも体験。、頭では分かっていても、なかなか難しいもので。うまく相手の感情を慮り、話を進めることに、皆苦戦していました。
相手の感情を理解しようと努力し、辛いこと、困りごとを一緒に考え、一緒に解決を目指す。福祉の世界では、良く言われる「受容」「共感」の基本的な考え方が詰まった、内容の濃い研修をしていただきました。
また、6月の研修の際に皆が質問した内容にも、時間を延長して丁寧に答えてくれた井上先生。また、是非いらしてご指導ください。